山岳少数民族の特徴
山岳少数民族の歴史と文化
山岳少数民族について
モン族の歴史と文化
タイの山岳地帯には、モン族(ミャオ族)、カレン族、リス族、アカ族、ヤオ族(ミエン族)、ラフ族など住んでいます。タイ北部では、チェンマイ、チェンライ、メーホンソンなどの県を中心に点在しています。このうちの半数近くをカレン族が占めています。18~19世紀以降、中国南部、ラオス、ミャンマーを経てタイ国境内に南下して、焼畑農業で移動しながら暮らしてきましたほとんどの民族が中国南西部に起源を持つと言われ、漢民族による圧政や移動過程に通過したミャンマー、ラオスで政情不安を逃れてタイ北部にまで分布を広げたと言われています。自称はモン (Hmong 自由を意味する)族、一部ではメオ (Meo) 族と称されています。中国ではミャオ(苗) 族と称されます。集落は一か所に集中して大集落を形成するのではなく、分散して居住する傾向にあり、モン族は主として女性が着用している上衣の色を指標として、「白モン族」、「青モン族」、「赤モン族」、「黒モン族」などに区分されてきました。 タイでは、「白モン族」、「青モン族」が多く移住しています。モン族はミエン族との関係が深いといわれています。タイの山岳民族の一つの大きな特徴は、一つの民族集団が特定の地域を占有することは少なく民族集団の村が混在して分布しています。実際に訪ねた村に、アカ族、リス族、カレン族が歩いて行ける範囲に点在していました。異なった民族集団が村に混在することで、生業形態の違いや言語、文化的親縁性といった要素から来る一定の秩序、傾向性が関与しています。モン族は陸稲栽培を伴って焼畑による集中的なケシ栽培が行われてきました。1959年にケシ栽培自体が禁止されました。かつて焼畑移動耕作を自由に行い、誰にも強制されない自然な営みをしていたモン族へ与えた影響は大きかったようです。政府から離反して共産主義化して、60年代には政府軍との衝突を度々起こしています。しかし、タイ政府は少しづつ方向転換し、1976年に「山岳民族の固有文化や信仰を尊重しつつ、タイ社会への統合 | を図る」といった声明を発表しています。近年、平地化や定住化、小学校教育の普及とタイ語の修得、仏教の布教などが積極的に試みられています。
中国ではミャオ族と呼ばれています。衣装は細かいプリーツスカートに、ろうけつ染めの技術に優れています。女性の衣装の特徴から、花モン、黒モン、青モン、白モンなどの呼び名で分類されています。ろうけつ染めは、加熱したロウで布面に模様を描き、染色した後に布を熱湯にくぐらせてロウを除去するという模様染め技法です。刺繍とろうけつ染め、この二つが組み合わさると、なんともいえない美しい衣装が出来上がります。そして、この技法が代々受け継がれていきます。
タイとラオスではヤオ族、ベトナムではザオ族と呼ばれている。ヤオ族は漢字の姓名を持っている。衣装は、刺繍が施されたズボンに頭には藍染めのターバン、襟飾りの赤い毛糸のボンボンが特徴です。ヤオ族の女性の魅力は刺繍で決まるともいわれています。細かい刺繍は圧巻です。
中国ではハニ族と呼ばれています。タイのアカ族の村のほとんどはチェンライ県に集中している。タイのアカ族には、ロイミアカ族、パミアカ族、ウロアカ族が存在する。女性が身につける頭飾りや衣装によって異なります。衣装は濃紺生地の膝丈スカート。かっこいい衣装を纏っています。最も特徴なのは銀の玉飾りの帽子を被っていて足にもパッチワークの布を巻いています。アカ族の衣装は独特です。

タイ山岳少数民族最大の人口です。文化や言語が異なる多数のサブグループがある。山岳地帯から平野部まで最も広く分布するスゴ―・カレンと、主にデルタ地帯や低地に分布するポー・カレンがあり、この2つグループで大半を占めています。腰機(こしばた)という身体を使って織る技法の重労働な作業えお主とします。伝統的な民族衣装は貫頭衣で、未婚の女性は白いワンピース、結婚するとツーピースのワンピースに変わります。象を飼いならす民族として知られています。
真鍮の首輪を巻いています。首だけでなく手足にも巻き年齢とともに輪の数や重さが増していきます。首が長く見える理由は、首の骨が伸びるのではなく、リングの重みで鎖骨や肩甲骨が下がることで首が長く見えます。タイでは首長族をパドゥン族と呼びます。観光を目的とした村で、機織りをしながら生活をしています。手首などにも真鍮を巻いていて、頭にはカラフルな布を巻いています。
タイ山岳民族の中では人口が少ない。漢民族の影響を受けていて、旧正月を盛大に祝う習慣があります。普段着もカラフルですが、盛装時の民族衣装にはカラフルな糸房を頭飾りから垂らしスト部分には銀飾りをつけています。布と布を重ねていく重ね縫いでアップリケを製作します。
タイには10万人が暮らしています。焼き畑を基軸とした生活を続けてきましたが定置型農業を選ぶラフ族が多い一方で、農業自体から離れタイの都市部に出て働くラフ族もいる。ラフ族は民族衣装の色に基づき、黒ラフ族、赤ラフ族、黄ラフ族などの支族に分かれています。民族衣装の布は、リス族と同じような布と布を重ねていく重ね縫いでアップリケを製作します。







